2008年10月25日

決戦前夜


明日の全日本フットサル選手権福岡県大会セミファイナルは、自分にとっても晴れ舞台となりました。
サッカーのプレイヤーを高校卒業と同時に現役から離れて15年以上経っての現場復帰は、自分の人生の中においても素晴らしい機会でもありました。

その間の15年間は、サポーターとして色んな活動をし、経験を積んで来たんで、外側の立場でずっとサッカーと携わってきた経験をどうにかして伝えたいという思いが強かったです。
【クラブ アトレティコ フクオカーナ】というクラブの立ち上げは、色んな思いや夢が詰まってます。
自分のサッカーに対する思いは、サポーターとしてアビスパ福岡を心から愛し、死ぬまで愛し続けることは変わりありません。
ただ、自分が先頭に立って動ける時間は、残り限られていると最近気付き始めました。

自分自身がサッカー人として長年生きてきて、やり残したことがあると今感じてます。
それは、今まで自分を育ててくれた大好きな福岡という街と、色んな方々と出会いの場を与えてくれたサッカーという素晴らしいスポーツに対して、自分なりの恩返しがしたいと強く思ってました。
そこで、自分が海外を歩き回って来て触れたクラブアトレティコ(総合スポーツクラブ)の文化を自分の街にもあったらどんなに素晴らしいことかと思い、クラブ アトレティコ フクオカーナを創設しました。
クラブ名の意味は、『福岡人の総合スポーツクラブ』という意味です。

サッカーに関しては、今まで通りアビスパ福岡がJリーグの理念に基づいて先頭に立って、福岡の街にサッカー文化が根付く為の活動を続けていくと思うので、自分もサポーターとして今まで通り精一杯サポートしていくことは変わりないです。

自分が初めてスペインに行って見た向こうのフットサルと街のつながりの文化は衝撃的でした。
サッカーより庶民に身近なスポーツでもあるフットサル。
あんなスペインの田舎町でサッカーではなくフットサルが文化として浸透し、老人から子供までフットサルクラブを支えている姿は胸を打たれました。
総合スポーツクラブ(クラブ アトレティコ)の存在は、サポーターがクラブをサポートすると同時に、サポーターにとっての生きがいづくり、仲間作りなど、サポーター(市民)の生活の質を高めるものでした。

そこで自分がやりたいことはこれなんだなと強く思い、アビスパ福岡が目指すところも将来的はそこだと思うので、サッカー以外でも何かスポーツ文化の振興が出来ないかと思い、まずはフットサルで現在のC.A.フクオカーナをゼロから立ち上げたわけです。

クラブを創設して1年半。フットサルの公式戦など未経験で、ほんと無名の選手ばかりのスタートでした。
今年創設したばかりで、全国大会に出場したビーチサッカーの場合は、元々強いチームがベースにあったので、スタート地点が全く違います。
そんなチームが、福岡のフットサラーの一番名誉ある大会でも全日本フットサル選手権の福岡でベスト4に現在残っていることは、昨年の今頃では全く想像できない出来事でした。

我々C.A.フクオカーナの目的は、強いチームを作ることではなく、サポーターとクラブが支えあいながら喜びを共有できるクラブを作ることが目的です。
そして今回ここまで勝ち上がって来て、もっと勝ち上がることでサポーターも喜んでくれるのであれば、クラブはそこを目指さなければなりません。
サポーターもクラブが強くなっていく方が喜びも大きいことだと思います。


明日は、C.A.フクオカーナにとっても新たなスタート地点でもあるので、良い結果が出せるように全力で強豪チームに挑みたいと思います!
今回、CAFのビーチサッカーの活躍が大変刺激になりました。いつの日かは、ビーチサッカー部に追いつきたいですね。



自分もこの歳になって、現場で選手たちと戦うとは夢にも思っていませんでした。
ただ、自分が育った家庭環境が監督業だったので、現場がずっと好きだったのかもしれません。
やはり、気持ちの入ったチーム同士のフットサルの真剣勝負は、プロ顔負けの熱い世界だと思います。

明日は勝負事なので、結果はどうなるか分かりませんが、クラブ アトレティコ フクオカーナのゲームを見に粕屋ドームにお越しくださればと思います。
フットサルという競技の素晴らしさを伝え、熱い試合をすることを約束します。応援宜しくお願いします!


まずは、準決勝に全てを集中します。